はるこのときドキ!日記


平成24年7月18日 レアアース泥についての勉強会



先日の新聞で、日本最東端・南鳥島沖でレアアースを豊富に含有する海底泥が採集されたことが報道されました。それを受け、参議院自民党の政策審議会では「南鳥島EEZのレアアース泥について」の勉強会を開催。講師はそのプロジェクトを主導され、また今月「太平洋のレアアース泥が日本を救う」(PHP新書)を上梓されたばかりの加藤泰浩・東大教授です。研究者ならではの専門的知識はもちろん、世界情勢を踏まえた多角的な分析はさすがです。
ハイブリッドカーやLED電球だけでなく、ミサイル誘導・制御システムなどの高度軍事技術にも使用されるレアアースは、電気製品の高機能化・小型化に必須の資源となっています。しかし、レアアースの供給で、圧倒的なシェアを誇る中国では、環境面の整備が進んでおらず、陸上鉱床採掘時に排出されるトリウムなどの放射性元素の未処理、抽出液が河川や田畑に流れ込むことによる環境汚染が、世界的に危惧されています。
世界第六位の面積を誇る日本のEEZの海底に眠る泥から大量・安価・そして安全に(放射性元素、有害物質は殆ど含まず)レアアースが採掘できるとなると、今まで資源小国と言われた日本が一気に資源大国に躍り出ることになりますし、中国との価格交渉の材料にも使えます。どれだけのスピードで海底の泥を採集できるか、それが採算性の分岐点を決める今後の大きな課題だということですが、既に民間商社も将来性あり、と目算をつけているそうです。未来に向けて夢のある、こういった日本を元気づけるプロジェクトの応援団として、国政の場からも発信していきます。

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