はるこのときドキ!日記


平成24年10月23日 5万6千余柱の御祭神の御前にて



杜の都・仙台市に鎮座する宮城県護国神社の秋季例大祭に参列しました。生憎の暴風雨の天気予報でしたが、祭典中は小降りとなり、参列された年輩のご遺族の方にとって英霊の加護とも思われる天候でした。晴れの日も、曇りの日も、また今日のような雨や雪の日であっても、神社ご創建以来、日々欠かすことなく、戦陣に斃れ、国家に命を捧げられた御霊を御祭神と仰ぎ、祭典を斎行される神職の皆様のご労苦を垣間見る思いです。



田中宮司さまのご厚意でご遺族代表の隣に席を設けて頂き、例大祭の祭儀が行われている近くで祈りを共にすることが叶いました。大正琴の奏楽の中での献饌や神楽舞、週に1度神社に集われ唱歌の練習をされる有志による「鎮魂頌」の合唱奉納。厳かな祭典から、奉仕される神職の英霊顕彰のお気持ち、遺族の方々の英霊に対する追悼の想いがひしひしと伝わってきました。



「東京にあっては靖国神社、地方にいる時には護国神社に参拝するように」と父から教育を受けてきましたが、やはり一命を国家に捧げ、日本と愛する家族に未来あれ、幸あれと逝かれた英霊に真摯に向き合い、後世に生を享けた私たちが、その方々に対する祭祀を引き継いでいかなければなりません。戦没者の中には未婚の方も多くいらっしゃいます、当然、その方々には直系の子孫はいらっしゃいません。家族がいらっしゃった方であったとしても、その家系に跡継ぎがなく、途絶えてしまった家もあることでしょう。改めて、日本人として戦禍に斃れられた多くの先人の御霊をお慰めすることの意義を伝えていかねばならない、と強く心に刻みます。

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