はるこのときドキ!日記


平成25年11月1日 立法の不作為か不道徳か


婚外子の遺産相続分与割合について、9月4日、最高裁大法廷は「婚外子の遺産相続分を嫡出子の半分」とする民法の規定を違憲と判断しました。これを受けて、民法と戸籍法の一部を改正することが政府内で検討されており、連日にわたり、自民党政務調査会・法務部会において激論が交わされています。
日本における戸籍上の非嫡出子(婚外子)の割合は2.1%。フランスの52.6%、アメリカの40.6%など(2008年アメリカ商務省調査等)との差は歴然、、、我が国では、妊娠を契機として結婚に踏み切る事例も多く、結婚とは法律上の婚姻とほぼ同義であると言っても差し支えない現状があります。
その点は最高裁も「国民の意識の多様化が言われつつも、増加している婚外子の出生数が欧米に比べると少ないことなど、法律婚を尊重する意識が幅広く浸透している」と認めていますが、結局、「婚外子の権利が不当に侵害されているか否かの観点から判断されるべき」とし、違憲判断に踏み切りました。
そもそも婚外子は、その父親の道徳の問題なのではないでしょうか。相続上の不利益を生じせしめたことを法律に帰結させるのか、国が立法上の措置を講じる必要があるのか、甚だ疑問に感じるところです。


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