「河野談話作成時、韓国と一体何があったのか?」参議院国の統治機構に関する調査会質問(平成26年4月2日)

【動画】「河野談話キーマンが、歴史の真相を証言」 河野談話が発出されてから21年が経った平成26 (2014)年は、「歴史認識」が国政の重要課題となりました。

「河野談話を作成する過程で一体何があったのか」ーーー当事者が議事録に残る公式の場で初めて口を開かれ、安倍内閣・菅官房長官のもと有識者による談話作成過程の検証・発表がなされ、河野談話を取り巻く真相解明が、大きく進んだ年です。

2月の衆議院予算委員会で山田宏議員が歴史的な質問を展開され【注1】、翌3月の参議院予算委員会では私・有村が総理大臣の歴史認識を問い【注: 2】、続いて翌4月には、参議院統治機構調査会で、「歴史の生き証人」としての石原信雄 元官房副長官に、初対面の有村が臨みます。

日本政府事務方トップとして河野談話の作成に関わった石原信雄 元官房副長官が、有村の質問に答える形で、談話作成当時の時代背景・韓国との真相を21年ぶりに語られ、「日本の善意が生かされていない」と回顧されたこの日の証言は、その後多くの報道や書籍等で、引用されるようになりました。質問の最後に有村は「私達国民は真実を知りたい。真実は日本の立場を強くする」と発言。

一連の動きを経て、日本政府は、河野談話作成過程の検証を進め、平成26(2014)年秋、歴史学者・弁護士等の有識者による「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯~河野談話作成からアジア女性基金まで~ 」を発表し、「談話作成過程で韓国と綿密な擦り合わせがあり、河野談話の発表を以って、慰安婦問題に区切りを付けようとの認識が日韓両国にあった事」等、歴史の重要な真相を、外務省HPで現在も公開しています。

【注1 山田宏議員の質疑は、慰安婦問題 朝日新聞の嘘を暴いた!山田宏の歴史的質疑(2014年2月20日 衆議院予算委員会)で公開中 https://www.youtube.com/watch?v=oheNXzimXNs】

【注2 この時の有村の質疑は、ありむら治チャンネル 公式第19回で公開中。https://www.youtube.com/watch?v=LkyUiMaUaxM&t=639s また当時、安倍総理がどのような国際環境の中で「河野談話を継承する」と発言されたのか、その背景は、松田学チャンネル 特番『有村治子参議院議員に訊く!「従軍慰安婦」表現不適切閣議決定までの”舞台裏”』で有村との鼎談を公開中 https://www.youtube.com/watch?v=TjYghczKQus&t=1428s】

動画冒頭、質問作成の意図や背景情報を有村が語っていますが、質問をすぐにご覧頂く場合は5:01から、約11分間の質疑をご覧頂けます。

国の統治機構に関する調査会質問(平成26年4月2日)