「高い志と能力がある人を国家公務員に」参議院予算委員会(平成30年3月5日)

【動画】岸田政権が始動しました。

総理が「国民の声を聞く力」を発揮され、コロナ禍においても日本の確かな舵取りを進めるためには、優れた能力と志のある行政官と連携し、全省庁を機動的・効果的に動かしていかねばなりません。

その一方で、国家公務員の長時間労働が常態化しており、若手・中堅の相次ぐ離職や、国家公務員を志願する学生の減少、それに伴う専門性の低下が懸念されています。岐路に立つ日本の、行政組織が抱える構造的問題です。

国民全体の奉仕者としての公僕が、高い士気や倫理観、専門性を発揮できなければ、社会の健全な秩序が崩れ、主権者たる国民との信頼・協働関係が壊れます。その損失を受けるのは、私達国民です。

高い志と能力、倫理観と責任感を持った国家公務員の士気を保ち、公僕としての矜持を持って健全な公務を遂行してもらうために、私は政治家として、公務員の誇り、持続可能な働き方の重要性を訴えます。

全国NHK中継がなされた国会質問を通じ、国家国民に対し強い使命感を持って、真面目に仕えている行政官に向けた共感や理解が広がれば、幸いに存じます。

参議院議員 有村治子 (元 国家公務員制度担当大臣)

動画冒頭、質問作成の意図等をお伝えしています。国会質問をすぐにご覧頂く場合はから、8:10あたりから、約15分間の質疑をご覧頂けます。