出産が『事故』…?!

昨日の読売新聞一面記事で紹介されましたが、全国のほとんどの地方議会では、平成26年まで議員本人が出産によって議会を欠席する場合、「事故による欠席」を議会事務局に届け出なければなりませんでした。

4年前、女性活躍担当大臣として各級議会に率直にご相談にあがり、「出産による欠席」の規定がなかった千葉県、静岡県、滋賀県の議会また市区町村議会に働きかけを行い、現在83%の議会が「出産」の記録として残るようになりました。

千葉・臼井 正一議員、静岡・多家 一彦議員、滋賀・川島 隆二議員、全国市議会議長会会長・佐藤 祐文議員に直接ご相談し、各県議会の自民党会派から与野党全会派の理解・賛同を進めて頂き、議会運営の改善に繋がりました。

4年前まで進んでこなかったのは、議会に若い女性が少なく、検討されることすらなかったためです。このように、国民各世代の代表として女性議員が政治・議会に参画するため奔走して下さった全国の心ある同僚議員、賛同して下さった地方自治関係者、議会事務局のご貢献に改めて感謝申し上げ、健全な議会制民主主義を進めたいです。