「国産ワクチン なぜ遅れた?」経済合理性と安全保障・戦略物資
【動画】中国武漢における「原因不明の感染症」が報告されてから2年が経過した現在もなお、世界中が、変異株オミクロンの市中感染に警戒感を高めています。
人類を脅かすコロナ禍において、明らかになってきた我が国の脆弱性に向き合い、
■なぜ世界有数の製薬国であるはずの日本で、国産ワクチンや経口薬の開発が遅れをとったのか?
■今後も起こりうる感染症パンデミックに対し、国家としてどのような備えが必要なのか? を明らかにするための国会質問を試み、有村が総理および関係大臣を質します。
ワクチン等の開発で先行した欧米などは、感染症対策を、国民の命を守るための【安全保障の一環】として平時から重視しており、テロへの警戒・対処能力の構築を含めて感染症対策の研究基盤を軍が支援し、ワクチン開発を、【安全保障を基盤とする産業政策】として国が主導し、迅速な機動力を発揮しました。
その一方で、我が国では、感染症を「公衆衛生の課題」(=厚生労働省の所管)としてしか認識しておらず、危機に際しての機動力やスピード感に大きな差が出ました。
人々の命を奪い、人類を大量に破壊する要因にもなりうるNBC(Nuclear⇨核兵器、Bio⇨生物兵器、Chemical⇨化学兵器)を使用したテロや紛争・事故の脅威から国民の命と、社会の安全を守るための備えが、万全であったのか?感染症危機に対応できる行政組織になっていたのか?
感染症の世界的流行が、今後も残念ながら起こりうるという前提に立ち、「危機にへこたれない国造り」への備えを論じます。
冒頭、有村が、国会質問に至るまでの問題意識について語っていますが、国会質問をすぐご視聴になる場合は、7:38からご覧いただけます。
■【有村治子】中国「技術覇権」を絶対に阻止せよ【WiLL増刊号】 https://youtu.be/f_fK2AFhdtk
■【有村治子公式】第26回「沖縄復帰 50年 日本として最高位の真心で」 https://youtu.be/KXeyTrOmMvo
■【有村治子公式】第24回「高い志と能力がある人を国家公務員に」 https://youtu.be/JWXbyE9kn9M