「国家の盛衰を決する科学技術力。日本学術会議は軍民両用技術にどう向き合うのか?」経済安全保障【前編】

今国会における最重要法案の一つである「経済安全保障推進法案」の国会質疑に2度臨みました。

経済安全保障推進法案の審議、とりわけ日本学術会議に関する質疑の【前編】となる今回は、まず、先端科学技術の多くが、■民生用途にも、■軍事・安全保障用途にも双方で活用される【軍民両用(デュアルユース=dual use)技術】である現実を明らかにします。

その上で、米国・中国をはじめとする技術先進国が、軍民共同で先端技術の開発にしのぎを削っている世界の現状ついて、政府および日本学術会議の見解を質します。

有村の質問に対し、公式な議事録が残る国会質問において、経済安全保障担当大臣が国力と科学技術の関係について本質的な答弁をされ、日本学術会議事務局は、従来のスタンスとは異なる重要な答弁を述べられたため、夕刊フジが5月17日に一面トップ記事で有村のこの国会質問を報道しています。

記事はこちらからご覧頂けます。

【日本学術会議が路線変更するのかどうか?】今後の政策に必ず活かしていくべき、歴史的な答弁です。各国のパワーバランス、国の盛衰まで影響を与える科学技術力について、ご一緒にお考えいただければ幸いです。

冒頭、有村が質問の背景情報を報告しておりますが、直接国会質問をご覧頂く場合は、8:27からご覧頂けます。

※今回は日本学術会議に関する質問動画の【前編】とし、後日【後編】も公開して参ります。