靖国神社の塗装ボランティア
全国各地の塗装業有志の方々から「塗装のプロとして靖国神社で奉仕をさせて頂きたい」と数年来ご相談を頂いており、このたびいよいよ大鳥居のあく抜き、外灯のペンキ塗り等の奉納が実現しました。
北は北海道から南は鹿児島まで、各地からボランティアの方々が結集され、約80名の皆さんと共に私も朝礼へ。ネタ場(職人さん用語で「材料置き場」だそうです)で作業工程の説明を受け、私もヘルメットをかぶってペンキ塗りの仲間に入れて頂きました。
いつの日か靖国神社へ奉納できる社会的信用や実績を積もうと、塗装業有志のボランティア団体を立ち上げられた宮嶋祐介会長は、10年来の夢がかなったと嬉しそうでした。
来年ご創建150年を迎えられる靖国神社本殿に一番近い立派な鳥居が、木本来の美しさをよみがえらせ、九段に眠られる御霊もきっとお喜びなのではないかと思います。
手に職を持ち、社会に貢献する術を持たれる人々が志を通して一丸となり、生き方を磨かれているカッコ良さを、心から誇りに思います。また、その志のアシストをさせて頂けたご縁にとても感謝しています。