「総理大臣の資質を問う 総理は国家を語るべき」参議院本会議代表質問(平成23年1月28日)

【動画】菅義偉総理の不出馬をうけて、■自民党総裁選、■衆議院選挙、■内閣総理大臣を選出する首班指名(投票) が近々予定され、トップリーダーの資質が問われます。

コロナが世界を襲い、歴史的転換期にある現在の国際情勢において、政治が果たすべき本質的な役割に思いを馳せ、それを担うリーダーシップ像に迫ります。

政治の要諦は、「国民が生き延びるために、確かな判断を重ねること」だと有村は考えています。

国民と国土を守り、(他国の支配や干渉を受けない)国の主権と尊厳、日本の繁栄や国柄を堅持し、健全な社会秩序や国民との信頼を担保する最高責任者として、「内閣総理大臣が、いかなる見識や能力を持たねばならないのか」、具体的に論じた過去の国会質問を今回改めて編集しました。

平成23年(2011)、菅直人・民主党政権に向けて、当時野党だった自由民主党を代表して、参議院本会議場で訴えた有村の指摘は、10年を経た現在においてもなお、日本が抱える本質的課題のいくつかを浮き彫りにしています。

総理大臣は、自らを律し、最高責任者たる覚悟と能力、修練を磨いてきた方でなければなりません。 総理の職責を果たし得る複数の人材を、いかに養成し確保しておけるか、これも国家経営の大事な視点です。

この国会質問が、世界の安定と日本の確かな未来を築くために、ご一緒に考えて頂くきっかけになれば幸いです。

参議院議員 有村治子 拝

参議院本会議代表質問(平成23年1月28日)